2016年5月25日水曜日

多様化するインスリン療法

糖尿病・生活習慣病のおはなし

シリーズ② 多様化するインスリン療法


 15年前は糖尿病でインスリン注射をしている人は内服薬と併用をすることができませんでした。
このため多くの重症の患者様は13回以上インスリン注射をする“強化インスリン療法”をされていました。

この方法では低血糖のリスクや、体重増加を避けるためのインスリン用量調節が難しく、期待した血糖コントロールを得る事が困難でした。

10年前より内服薬とインスリン注射の併用療法が可能となり、随分とインスリン患者が過ごしやすい時代になってきています。
最近ではGLP-1受容体作動薬といった新しい注射製剤が発売され、インスリン注射の併用が注目されはじめています。
朝の注射だけで、内服もなく重症患者がコントロール出来ることもあります。 

インスリン注射の選択肢が増え、まさにテーラード治療の幕開けです。 

次回からは様々な最新のインスリ治療法をご紹介していきたいと思います。

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