2016年5月25日水曜日

多様化するインスリン療法

糖尿病・生活習慣病のおはなし

シリーズ② 多様化するインスリン療法


 15年前は糖尿病でインスリン注射をしている人は内服薬と併用をすることができませんでした。
このため多くの重症の患者様は13回以上インスリン注射をする“強化インスリン療法”をされていました。

この方法では低血糖のリスクや、体重増加を避けるためのインスリン用量調節が難しく、期待した血糖コントロールを得る事が困難でした。

10年前より内服薬とインスリン注射の併用療法が可能となり、随分とインスリン患者が過ごしやすい時代になってきています。
最近ではGLP-1受容体作動薬といった新しい注射製剤が発売され、インスリン注射の併用が注目されはじめています。
朝の注射だけで、内服もなく重症患者がコントロール出来ることもあります。 

インスリン注射の選択肢が増え、まさにテーラード治療の幕開けです。 

次回からは様々な最新のインスリ治療法をご紹介していきたいと思います。

2016年5月20日金曜日

第3回 糖尿病教室

第3回 糖尿病教室 開催 のお知らせ

 日程 : 2016年 6月27日(月)
 時間 : 13時30分~14時30分 予定 
 場所 : 林医院待合室


下記内容にて開催を予定しております。

  動脈硬化について
   講師 : 院長 林 功

 ・ 薬について
   講師 : 薬剤師 中井

 ・ 足の清潔(フットケア)
   講師 : 看護師 東


糖尿病治療は日々進化しています。
皆様に安心して治療を受けていただけるよう、このような場を定期的に設けさせていただいております。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。

2016年5月11日水曜日

糖尿病治療の進歩

糖尿病・生活習慣病のおはなし

シリーズ① 糖尿病治療の進歩


 今回から糖尿病や生活習慣病に関わる話題をシリーズで提供していきたいと思っています。
第一回目は“糖尿病治療の進歩”についてです。

 先月パーソナルCGM機能搭載インスリンポンプが日本で初めて発売されました。
血糖変動を随時リアルタイムにモニターで確認しながらインスリン注射ができる最新のインスリンポンプ機器です。
主に1型の糖尿病患者様が導入の対象になります。

 当院でも導入していますが、血糖コントロールが逆にうまくいかない人も出てきています。
いつでも血糖を観察出来るようになると、血糖値ばかりが気になってしまい、過剰な捕食やインスリン注射に走ってしまったのが原因です。

 糖尿病治療は千差万別です。
最新の治療法でも、すべての人がうまくいくとはいなかなか限りません。
このため、一人一人に治療方法を合わせるテーラード治療が必要になってきます。

 今後このブログでは、千差万別の最新のテーラード治療法を皆様にご紹介していきたいと考えています。
どうぞ宜しくお願いします。